そもそも生ごみ処理機とは?

なぜ生ごみ処理機に助成金が出るの?
生ごみ処理機を使用しなければ、生ごみは「可燃物」として捨てられます。これらは焼却処理され、埋め立てられています。焼却はもちろん、埋め立てる際にも多額の費用が発生しています。
このような現状を踏まえ、将来を考えるとごみは少なくなるに越したことはありません。そこで目を付けたのが生ごみです。可燃物の中の生ごみは年間30%以上とされています。年間1000トンを超える量が燃やされているという計算です。
そこで、生ごみを可燃物として処理するのではなく、堆肥などにすることで再利用し、ごみの排出量を減らす取り組みが全国各地で実施されています。
焼却量が減れば、埋め立てに掛かる費用を減少させることができます。各自治体はこれを狙って生ごみ処理機に補助金を出しているのです。
助成金の金額は?
助成金額は、各自治体によって異なります。しかしその多くが、生ごみ処理機の費用を半額程度保証する計算となる20,000円の保証が多いです。東京都内では小金井市の50,000円が最も高く、この助成金で生ごみ処理機の購入をほぼ賄えるような計算です。
この情報はホームページなどで簡単に調べることができるため、転居の予定がある場合には事前に調べておくと助成金を有効活用できます。
申請方法は自治体によって異なりますが、ホームページから申請票をダウンロードし記入後、住民票や領収書を添付して提出する方法が一般的です。購入後半年を経過すると申請不可など、様々な規定があるため事前に調べ、申請書を出し逃さないようにしましょう。